キャッシング借入額に応じた金利・・・きちんと理解してiますか?

どこの業者でキャッシングするにしても、一つの共通点があるのはご存知でしょうか。それは、各キャッシング業者の貴重な収入源となっているものですが、返済時には必ず利子を付けて返済することになります。この利子は、利息制限法という法律に基づいて定められた金利によって決まります。そして、その金利は借入額によっても異なります。ですから、キャッシング前には利息制限法、利息の計算式と計算方法を覚えておくことによって、正しい理解に基づいて借入と返済を行なうことができます。

利息制限法の目的は、利用者の保護です。借入を行なう債務者を保護するために、金利の上限が定められています。その上限は、10万円未満の借入で年率20%、10万円以上100万円未満の借入で年率18%、100万円以上で年率15%、となっています。これを覚えておくメリットは、利用しようとする業者の金利が違法な場合、その業者を避けることができます。違法な金利を提示する業者は、たいていの場合無登録の業者、つまりヤミ金だと思って間違いないでしょう。このように、ちょっとした知識で自分を守ることができますよ。

利息の計算式も覚えておきましょう。計算式は以下の通りです。
・利息=(借入金額×年利)÷365日×借入日数
では、借入額50万円、金利17%、借入日数100日の場合、支払うべき利息はいくらでしょうか。上の方程式に当てはめて計算してみると、
・(50万円×17%)÷365日×100日=23,287円
となります。この計算式さえ覚えておけば、キャッシング前に返済額がすぐにわかるので、返済計画も建てやすくなりますね。

覚えておきたいのは、上記の計算式はあくまでも一括で返済した場合のものです。分割払いやリボルビング払いの場合は計算式も異なりますし、利息も異なりますので注意が必要です。しかし、これら金利に関する基礎知識を頭に入れておけば、怪しい業者から騙されることもないでしょう。キャッシングの基礎知識は、ばかにできませんね。

閉じる